
6月22日(土)横浜で行われた「日本緩和医療学会学術大会」の
PAL(患者家族参画プログラム)に参加しました。
緩和医療というと、もう治療の手立てがなくなってから受ける医療だと
思いがちですが、がんになったときから受けることができる医療です。
*このプログラムに参加するには、事前申し込みが必要です
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がんと向きあう つじもとFP事務所です。
乳がんになった経験をもとに、
「がんとお金」「がんと仕事」の講演や個別相談を行っています。
プログラムの中には、
・がん薬物療法に伴うしびれのマネジメント
・「リンパ浮腫について話そう!」活動報告
など、患者や家族が知っておきたい内容も盛りだくさん。
PALのランチョンセミナーでは田村恵子先生の
「アドバンス・ケア・プランニングの本質~他者に語りかけること(dialogue)の意味~」
に深く考えさせられました。
この他、患者が集まるプログラムもあるので、学会参加は知識を得るだけでなく、
仲間を作るチャンスでもあります。
私は、各地から参加している「がん友」に会えることも楽しみにしています。
「ひとりじゃない」と実感できる大切な時間
がん患者や家族が参加できる学会が増えていますので、
皆さんも参加してみませんか?
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知識を得ることは、人生を豊かにします。
皆さまのお役にたちましたら幸いです。
つじもとFP事務所
辻本由香
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許可なく本コラムの内容の複製・転載、および転送を禁じます。
著作権はつじもとFP事務所に帰属します ●執筆者:辻本由香
初の著書「がんを生きぬくお金と仕事の相談室」を出版しました。
Amazon→こちらから
制度面だけでなく、いろんな角度からお伝え出来ることはないか模索してできた本です。
ゲノム医療や妊孕性、気持ちの保ち方などにも触れ、
「よくあるノウハウ本ではなく、血の通った本」との声をいただいています。