
がん患者さんの終活・相続・事業承継をサポートします
きっかけは、この1年間、患者さんやご家族からの相談は、ほぼ離婚と相続後の家計だったから。
離婚に関しては、弁護士さんにご協力していただきながら、ご相談を受けてきました。
でも、相続後のご相談は関西以外で協力をお願いしたい士業さんがなかなか見つからず、
実行支援は限定的でした。
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がんと向きあうFP 辻本由香です。
乳がんになった経験をもとに、
「がんとお金」「がんと仕事」「がんと相続」の講演や個別相談を行っています。
ご遺族の相談は、
生活費に充当するはずの相続財産で、
びっくりするような金融商品を購入していた(買わされていた)り、
遺言書がなかったばっかりに自宅を手放すことになっていたり。
なんでこんなことになっているの?のオンパレード。
残された家族が、途方に暮れている現実がありました。
もっと早い段階で関わりたい。
でも、関西以外で実行支援するには、私と士業の先生の交通費やらなんやらで負担が増える。
どうしようかと悩んでいると、
全国で7万7000件以上実績のあるプロ集団、相続手続支援センターさんが、
「うちが手伝うよ!」と声をかけてくださいました。
夏前から少しずつ打ち合わせをはじめ、
ようやく全国からの相談をお受けできます。
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私自身、「がん」とわかってすぐ遺言書を書きました。
理由は、あとに残される夫が困らないために、必要なことを記しておこうと思ったから。
書いたことで、治療に向き合う覚悟ができたように感じています。
また、私は父を「がん」で亡くしています。
最期の2カ月弱、毎日病院に面会に行きました。
仕事を終えてから面会時間終了までのわずかな時間でしたが、
この時間は私にとってかけがえのない宝物です。
がんと告知されたその時から、患者さんやご家族は多くの決断に迫られます。
患者さんが治療に専念でき、
ご家族も余計な心配をせず大切な時間を過ごすために何が必要か。
おひとりおひとりに、じっくり寄り添って伴走していきます。
お話をお伺いする中で、それぞれのプロを交えてのご相談も可能です。
ファイナンシャルプランナーですが、保険や投資商品の販売・斡旋は
しておりませんので、安心してご相談ください。
患者さん本人が大切にしていることを大切に、
ご家族が後々困らないように。
告知のときから相続後まで、必要な範囲で伴走します。
つじもとFP事務所
辻本由香
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許可なく本コラムの内容の複製・転載、および転送を禁じます。
著作権はつじもとFP事務所に帰属します ● 執筆者 辻本由香
初の著書「がんを生きぬくお金と仕事の相談室」を出版しました。
制度面だけでなく、いろんな角度からお伝え出来ることはないか模索してできた本です。
ゲノム医療や妊孕性、気持ちの保ち方などにも触れ、
「よくあるノウハウ本ではなく、血の通った本」との声をいただいています。
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